「大仏殿炎上」

1951年(S26) 再興第36回院展(238×181cm)

第二次世界大戦後6年、日本は混乱の極みにあった。食糧も少なく、兵、整然と住宅、道路、鉄道等々、現在では想像もできない社会情勢の下、嘉三は戦後の混沌と未来への希望を大仏殿炎上の史実に託したのだろう。黒煙ととぐろを巻く火炎、逃げまどう経を読す僧。大仏は厳かに、人間社会の流れを見守っている。

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