「泉」

1958年(S33) (206×156cm)

嘉三には珍しい裸婦を描いている。油絵の描法を日本画に取り入れだした時期の作品。
婦人の髪型には古代の埴輪から、左の女性の抱く壺は弥生の須恵器。背後の風景は嘉三の故郷、笠間の佐白山中を思わせる。しっとりとした画風は仏画と同じように見る者の心を静謐の世界へ導いてくれる。

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